私は以前大工職人でした。
合計で約5年間職人をしていましたが、そのうちの3年間は沖縄で働いていました。
それは栃木県生まれでありながらサーフィンに目覚めてしまった私の、自分勝手な移住によるものでしたが沖縄でもすぐに大工としての働き口があったことは運が良かったのだと思います。
沖縄に移住し、大工として働き始めてまだ間もないころ、ある家族の家のリフォームの内部施工をすることになりました。
確かあれはまだ移住をして3ヶ月目くらいだったと思います。
全くの知り合いもいないで移住をしたので、その時期というのはものすごい寂しい想いをしていました。
その家族の奥さんは、そんな私の心情を知ってかものすごい優しくしてくれ、もう一人の息子みたいだ、と言ってくれていました。
仕事が終われば、夕飯を作ってくれていたり、一人じゃ朝飯も食べないだろうから、と帰り際に明日の朝のおにぎりをくれたりと、色々な面倒を見てもらった思い出があります。
そういう時期の人の優しさというのは、本当にうれしいものでした。
私はこの奥さんに対する感謝の気持ちを、家のリフォームの内部施工を自分が完璧にすることで恩返しができたらと思いました。
予定していた工事以外でも、自分が出来ることはやりますよ、と伝えちょっとした棚を造ってあげたり、収納を造ったりしてあげたのです。
その奥さんは大変喜んでくれて、何度もお礼を言われました。
その家のリフォームが終わりにさしかかり、私の担当している施工部分のみとなったとき、体にきをつけて頑張ってね、と奥さんに言われたのを今でも憶えています。
沖縄の家でリフォームの内部施工をしたときの思い出
Posted 7月 8th, 2011 by Wilson Cham2009-08-28